05/27/2007
MOHINIYATTAM
たまに行く「ナタラジ」というインド料理屋でちらしを見つけて、ピンと来て、インド舞踊「モヒニアッタム」の日本公演を観にゆく。
よく知らなかったのですが、モヒニアッタムは南インドのケーララ州の伝統舞踊で、日本ではなかなか本格的なものは紹介されない。
なので、とても貴重な公演だったみたい。
踊りも演奏も素晴らしかった。
90分ひとりで踊り続けたニーナ・プラサドさんは地元では1番の若手ダンサーらしく、実に巧み。
特に最初にステージに出てきた瞬間は本当に神懸っているようで、すさまじいオーラでした。
見慣れないせいもあるのですが、人とは思えなかった。
インドの古い仏像とか、壁画に描かれたヒトみたい。
そう、これは寺院で踊られていた神聖舞踊なのでしょう。
古く、美しく、意味が深く、しっかりしている。
今年は日印交流年だそうで、毎月珍しい来日公演があるみたい。
楽しみです。