05/30/2007
PRODUCER
映画プロデューサーと企画の打ち合わせをする。
もし皆さんが映画監督を目指すなら、アドバイスしましょう。
プロデューサーの言葉だけは信じてはいけません。
スタッフも場合によっては信用できません。
でもスタッフはいざとなれば頼りになります。
プロデューサーは「俺に任せとけば大丈夫だ」と言いますが、いざというときほど頼りにはなりません。
彼らの意見に耳を傾けるのは自滅行為です。
なぜなら、彼らの意見は日々変わるのです。
中には10分おきに変わるヒトもいます。
「それは常にあらゆる可能性を検討しているからだ」と彼らは言いますが、その可能性を可能にしなきゃならないのは彼らではなく監督です。
そしてまとまりかけた話がネジくれて、取り返しもつかぬほどイビツになると、決まってプロデューサーは
「作品は監督のものだから、後は任せた」
と言い捨てて帰ります。
きっと、どこの国でもプロデューサーは同じ調子でしょうね。
しかし、映画はプロデューサーとの話し合いなしには始まらない。
いったいどうすれば良いのか。
それは、面倒な儀式だと思ってやり過ごすことです。
「わかりました! すべてあなたの言うことが正しいのでその通りにします」と素直に答えましょう。
おそらくプロデューサーは不安にかられ、
「いや、一意見を言ったまでだから、好きにするがいいさ」
と言うかもしれません。
それにしても、なぜプロデューサーは監督のことを子供扱いするのでしょう?
きっと、そうする以外に自分たちのアイデンティティーが保てないからでしょうね。

