07/14/2007
VODOU
今日もいろいろあって、
午前中は科学博物館でロボット博の打ち合わせ、
午後は音楽誌でビートルズ関係の取材、
夜はヴードゥーの儀式を観に行く。
なんだか、とりとめなくメチャクチャに見えるかもしれませんが、自分の中では筋が通っています。
おそらくダンスや音楽はもともと儀礼から始まっていて、神さまとのコミュニケーションのために、あるいは神さまを讃えて表現するために行われていたことでしょう。
それが歴史の中で変貌を遂げ、近代以降は自分たちのために、愛を歌う音楽家が神さまに代わってポップスターとなる。
人間が偶像(アイドル)になってしまったワケですが、その姿を前に涙し、叫ぶ少女たちはある種のトランス状態にあるので、古代の儀礼と似ていなくもない。
と、ビートルズの映画『ハード・デイズ・ナイト』を久しぶりに観ながら想いました。
人間が生命なき物質に命を降ろす、つまり命を与えるのは、神が人間に命を吹き込んだことを模しているので、ロボットの開発とは未来的な神聖儀式であるのかもしれません。
人類が生まれたアフリカで始まった儀礼が、
現代ではロックミュージックの中にその影を落とし、
未来にはさらにロボットを生み出す。
実に科学には神秘が宿るものです。
それにしてもヴードゥーの儀式は生では初めてみましたが、想っていた以上にアフリカ色が強かった。
おそらく日本では初公開じゃないかしら。
まさか祭壇ごとステージに載せるとは想っていなかったので、
いちいち興味深かった。
司祭がいろいろな精霊を降ろしてました。
ロビーで、フォトジャーナリストの佐藤文則さんに久しぶりにお会いしました。
『ブラックキス』の制作の折りには、ヴードゥーについていろいろお教えいただき、資料をお借りしました。
きっと今日は、日本のヴードゥー業界(なんだそれ)の人はみんな来ていたのでしょうね。
〈東京の夏〉音楽祭の1プログラムでした。

