09/28/2007
SEASON & ART
なんとか風邪から脱出しました。
ご心配おかけしました。
またまたインフォメーションです。
直前になりますが、
新潟です。
新津美術館で写真家の坂口綱男さんと、アーティストの赤塚りえ子さんと3人でトークショー。
開館10周年記念のイベントです。
9月30日午後6時30分から。
問い合わせは 0250251301 新津美術館へ。
申し込みで見られます。
坂口さんはもちろん安吾さんの、赤塚さんは不二夫さんのご子息。
というわけでこれは2世アーティストのトークショーです。
親の仕事、親とのカンケイがいまの自分にどう影響しているか、三者三様のハナシが聞ける。(はず)
プライベートでも親しい3人ですから、リラックスした本音トークになることでしょう。
坂口安吾さんと赤塚不二夫さんはともに新潟が故郷ですしね。
ぼくは、母方の父親が新潟なんですよ。
十日町。
つまりぼくは新潟とのクオーターです(笑)。
ところで新津はもと「市」だったんですが、新潟市と合併して名前が消えてしまいました。
だから新津美術館は、新潟市の美術館。
でも新潟市にはもともと美術館があったので、いまも新津を名乗っているのです。
ちょい寂しい話ですね。
09/24/2007
WORKSHOP
また風邪ひきまひた。
寒くなりましたからねえ。
皆さんもお気をつけて。
今日はインフォメーションです。
先日お伝えしたように、
映画演出のワークショップやります。
カメラとかの技術じゃなくて、演出のやり方です。
これから映画つくりたい、、
この際映画作りの基礎を知っておきたい、、
という初心者向けではありますが、
特に
「映画監督ってどうやるの?」
というなんにもわからない方にお勧めします。
プロでも意外と知らない「そうだったんだ」話がたくさんでることでしょう。
単なる映画ファンの教養としてもいいし、、
「これでコネつけて映画界に入ってやれ」
というヨコシマな動機でもいいし、、
「憧れの手塚サマに逢って話が聞ける」
というあわよくばな動機も歓迎です。
10月12日と26日。(2回連続)
朝日カルチャーセンター新宿教室
http://www.acc-web.co.jp/shinjuku/0710koza/A0102.html#
やさしく指導します。
YABUSAME
夜中に青山のクラブでポールダンスみてたと思えば、次には下諏訪で流鏑馬をみてます。
神出鬼没というより、日本の過去といまを行ったり来たり、という感じ。
家内はベリーダンスにハマってますが、ぼくはポールダンス。
いや、正確にはまだハマっているというほどではありませんが、時間のモンダイかもしれず。
諏訪は御柱祭で有名ですが、神柱とポールダンスは文化が違えどやがて日本では意味が接近する予感。
という心理的なつながりでこじつけられたふたつの地ですが。
流鏑馬(やぶさめ)にはすぐハマるかもしれません。
諏訪流鏑馬祭は、今年で3年目。
これは京都の公家流鏑馬と鎌倉の武家流鏑馬の始祖ということで、450年ぶりに再現されたという触れ込みの行事。
そもそも日本最古の神社のひとつ諏訪神社の祭神は軍神であり、大祝だった金刺盛澄(手塚光盛の義兄)は流鏑馬の名手であり、諏訪は古代から狩場として名を馳せていた等の話が積み重なって、神事としての流鏑馬が復活したわけで、とりあえずメデタイ。
まだ町祭りの域を脱していない向きもありますが、そんな微笑ましさも吹き飛ぶのは、やはり生で見る流鏑馬の素晴らしさ。
いや、格好いいこと、美しいこと。
馬上の日本人の、なんと勇壮なこと。
加えて諏訪湖と山々を借景にした湖岸の会場も、いにしえの日本はかくあったかと彷彿させる情緒も感じさせます。
祭は、神太鼓から始まり珍しい長持ちやら木遣りがあり(説明割愛)、剣道の演舞が様々あり、居合抜きなどが奉納され、たっぷり半日堪能できました。
ありがとうございます。
まだ全国区という名の通りはありませんが、年に1度の諏訪流鏑馬祭、ぜひ来年はいらして見てみてください。
と、つひ宣伝してしまうのは、諏訪が次第に生まれ故郷のように感じられているこの頃もあって。
09/21/2007
GEAR
よし、
ギアが入ったぞ。
エンジン調子よく走りはじめました。
昨日、突然です。
なんか不調でしたが、急にすべてが順調に。
星まわりでも変わったんでしょうか。
あちこち連絡する。
あちこちから連絡くる。
求めているヒト、懐かしいヒト、意外なヒト。
てんでバラバラな用件ですが、これが組合わさると何か大きな流れになるのでしょう。
「機能」。
そんなコトバで自分をとらえなおして、もう2年。
自分が動くとまわりが動く。
まわりが動けば自分も動き出す。
それが自然てものですが、ここで大事なのがタイミングとエネルギー。
急な加速に注意。
ゆとりを持って安全にドライブ。
いえ、車のことじゃありません。
自分の存在です。
適度に敏感に。
適度に大胆に。
近所の寿司屋にどうしても行きたくなって、(珍しく)早い時間に暖簾をくぐると、カウンターの中の板さんが驚いたように見ている。
「昨日ふと、手塚さんどうしてるのかなって想ってたんです」
「虫が知らせたのかな」
「この店、今月でやめちゃうんで」
「・・・・」
こんなのが、敏感。
09/19/2007
NEXT PLAN
本当は明日、ショート・ムービーを撮影する計画があったのですが、少し延期。
準備など足りないので。
もともと無理な予定ではあったのですが。
自主制作は必然や締め切りがないので、気を許しているといつまでも作らずにいてしまいます。
「撮る」「撮る」といって、少し自分にプレッシャーをかけた方がいいんです。
自分で自分に義務感を持たせて緊張させないと。
今度はオリジナルのハードSFです。
ルーカス監督が学生時代に『THX1138‐4EB』を作ったでしょう。
そんな感じ。
もう学生じゃありませんけども。
いま、数本のショート・ムービーを抱えつつ、
長編の企画を練りつつ、
あと年内の予定は、
月末はひさびさに新潟で講演。
赤塚りえ子さん、坂口綱男さんと“2世アーティスト”トークショー@新津美術館。
10月は朝日カルチャーセンターで映画演出のワークショップやります。
11月は SERAPHIM のショー@渋谷ル・デコで映像パフォーマンスします。
8mm新作も流すつもり。
http://www.seraphim.com.
12月は8mm映画(アート・フィルム)だけの上映会やるつもり。
『2006』(ニューバージョン)ほか新作と、数年ぶりの『惑星TEトLA』(!)を披露します。
これは一生作り続ける“成長する映画”。
上映のたびに作り替えてしまう幻の作品です。
はるか85年から続くプロジェクト。
年末にはひさしぶりに『白痴』の上映もあるかも。
それぞれ詳細は未定。
決まり次第、書きますね。
相変わらず盛りだくさんの日々です。
それにしても、パワーが足りない・・・。
ちょっとちがう次元に行って力つけてこないと。
09/13/2007
POWERLESS
冴えない日々を送りながら、やっと風邪から抜け出して、ふつうにゴハン食べられるようになりました。
ああ、ゴハンはおいしいな!
にしても、今は気の流れが不安定なせいもあって、気持ち重い毎日です。
パワーも足りません。
弱音はきたくもなります。
そういう時期なんですかね。
安倍さんも降板したし。
授業で使うので、古い名作映画を見続けていたのですが、どれもオモシロイし、スゴイ。
劇場でも新作を観ていると、なんとまあ、新作の弱いことか。
ハリウッドもヨーロッパも、数十年前に比べるとあまりに力がない。
小品は小品で、文字通り小さくまとまってしまってるし。
いまさらだけど、ゴダールたちが低予算で映画に革命を起こした60年代がいやに懐かしい。
みんなパワーあったし、それが世界を支えていた感じ。
なんか、いまは全世界的にパワー不足かも。
世界も、風邪をひいてる?
09/06/2007
THROAT
世間は台風9号でタイヘンなことになってるときに、ぼくは風邪をひきました。
咳とか熱とかないのですが、
ノドがひどく腫れてしまって、水を飲むのも唾を飲み込むのもひと苦労です。
熱はないので動いたり歩いたりはできるのですけどね。
モノが食べられないと医者にもらった薬も飲めないので、七転八倒しながら何か食べてますが。
ものスゴイから〜いカレーを無理矢理食べてるような感じ。
台風、ノドに来たか。
しばし安静にしま〜す。
TG
仕事の合間にタワレコに立ち寄りました。
ひさびさにCDを物色。
スパニッシュギターのスーパーデュオ、ロドリゴ アンド ガブリエラ、アフリカの新しい歌姫アンジェリック・キジョー、ネパール語マントラを熱唱する中国の新時代のポップスター、サ・ディンディン・・・。
世界には素敵な実力派が増えています。
おや?
こ、
これは・・・ !
なんと、
スロビング・グリッスルのニューアルバムがっ!!!
見つけてしまいました。
びっくり。
まだ生きていたんだ、このヒトたちは。
そんな感じですよ。
しかもオリジナル・メンバーによる、24年ぶりのスタジオ録音。
あまりに意外な再結成。
TGといえば世界のノイズ・ミュージックをリードしてきたカリスマ・グループ。
血も体液も流れる過激なパフォーマンスも話題でした。
学生時代、彼らの音も存在も大きな刺激だったし、影響は計り知れない。
B級映画音楽屋に堕落してしまったSPKのグレアム・レヴェルと違って、さすが元祖の風格というか、老舗の意地というか。
あくまでマニアしか相手にしないその潔さがインディーズの真骨頂。
これぞ正真正銘のオルタナティブと想います。
曲は、多少聴きやすくなったと感じるのは録音が良くなったせいかな。
ジェネシスPがジョン・フォックスのようなロマンティックな歌声を聴かせる曲らしい曲もあって、なんか大人っぽい。
そうか、大人のノイズ・ミュージックか。
(そんなのアリ?)
ついでにぼくの音楽趣味遍歴を書くと、
小学生で効果音レコード(つまりノイズ)にはまり、それから映画音楽に行き、クロスオーバー(今で言うフュージョン)からジャズ、そして80年代はテクノからニューウェーブ、オルタナティブ、ノイズと正しく歩み、最後にワールドミュージックに行き着いた感じです。
だからノイズは心のふる里。
逆に、
まったく聴かなかった(いまも聴いてない)のはJポップかな。
それでみんなが知っているような歌手やバンドわからないんです。
だからカラオケ無理。
曲知らないんだもの。
09/03/2007
KAORUCO
ダンスが続きますが、
香瑠鼓さんのライブがあったので、(古巣の)南青山MANDALAに行きました。
ありゃ、香瑠鼓さんも50歳か。
2日続けて50歳ダンサーの知人に会えるなんて。
まったくそう見えないところがスゴイけれど。
考えてみれば彼女とも古いなあ。
まだ彼女がラッキイ池田(当時は「かにめ新一」)や南流石さんなんかとパフォーマンスしていた頃からだから、そろそろ25年くらいになるかしら。
映画とかでコレ!というときには振り付けをお願いしていますが、いつも変わらぬバイタリティに感服しています。
今日は縄文歌手のKililolaさんとのコラボでした。
型にはまらないところも香瑠鼓さんの器ですね。
今日のステージで、ダンスに合わせて素敵なスパニッシュギターを弾いていた伊藤芳輝さんは「スパニッシュ・コネクション」というユニットで活躍しています。
紹介してもらったので、こんど聴きに行こうかな。
09/02/2007
50th
50年に一度のデュオダンス。
黒沢美香さんと木佐貫邦子さんがふたりで踊ります。
どういうことかというと、
ふたりは15、6歳の頃から知り合い、共に新人賞など多数受賞し、同じ場所でダンスを学び、その後は別々に日本のコンテンポラリー・ダンス界を人気、実力でリードしてきたのです。
「お互い50歳になったら一緒に踊ろう」とどちらともなく約束し、その日が(本当に)来てしまったのでした。
これはぼくにとってもちょっとした事件で、
黒沢さんは20年前、最初に知り合ったコンテンポラリー・ダンサーで、映画で踊ってもらった。(『PRELUDE』88年)
彼女を紹介してくれた溝口薫さんはもういない。
木佐貫さんはその後にイベントで知り合って、やはり映画に出てもらおうと企画しながらもチャンスとタイミングが合わずに実現しないまま今に至る。
というカンケイのふたり。
そのふたりのダンスを知っていると、「えっ、まさかこのふたりが」と途方に暮れてしまうほど、個性もスタイルも違います。
だからこそ一緒に踊るには数十年という時間が必要で、
それは互いに丸くなるということなんかではなく、互いの尖り具合を認めて立ち向かえる力がついたということ、つまりは自分と周囲が均等に見渡せるようになった証しかもしれません。
(チガウかも。ゴメン)
そして、そのふたりのダンスは、ひどく良かった。
久しぶりに面白いダンスを観ました。
黒沢さんはピョンピョン、跳んだりはねたり転がったり、木佐貫さんはスッとシャキッと伸びているし、
水と油でも、混ざるんですね。
いや、水と油だから良かった。
ダンスの母親のもとで、ふたりの娘が踊る幸福。
いいものが観られて好かった。
CINEMA DAY
今日は映画の日で、劇場は1000円。
観なくちゃ。
いつも新聞の映画欄を切り抜いて持ち歩いてるんです。
土曜の映画欄は充実していて、東京だと3段くらいの量があります。
なので毎週土曜に切り抜くんです。
わー。これを片っ端から全部観たい〜。
と毎月想うのですが、なかなかそうはいきませんね。
いつでも観られると想う気の緩みが、結局行かないまま過ぎてしまうもんです。
今日は時間がある。
意地でも観るぞ。
さすが夏だから、話題作も地味な渋い映画もたっぷりやってる。
うう、
どれを観よう。
迷いますね。
結局、トニー・ガトリフの新作『トランシルヴァニア』と『トランスフォーマー』という、
どちらも「トランス」だけど対局的な2本のハシゴ。
観客としても多重人格す。
この世界に入るきっかけのひとつが『吸血鬼ドラキュラ』な人間にとって、「トランシルヴァニア」は特別な響きがあります。
もちろんこの映画はホラーじゃなく、いつも通りロマのロードムービー。
ガトリフ節。
『トランスフォーマー』は『鉄腕アトム』のマンガのロボットのネタをまんま映画にした感じです。
いや、そんな気のきいたドラマじゃありませんが。
ファースト・フード・ムービー専門のマイケル・ベイ監督らしい、アメリカン・バーガー(本場)な味。
しかも子供向け。
夕方にクア・アイナでハワイ風ハンバーガー食べたけど、やっぱ大味というか、味は二の次というか。
疲れますね。
アゴが。
映画もそんな感じでした〜。
やっぱりこういうのは1000円くらいで観なくちゃね。
09/01/2007
PREVIEW
夏の終わりに、2本の作品の(自主)試写を一度にしました。
8ミリ映画『2006』とネットシネマ『漫画探偵539』。
『2006』は7月までフェスティバルで上映してましたが、編集を変えて場面を増やしたニュー・バージョン。
一度完成させた作品をすぐに変えてしまう悪い癖ですが、ムカシから(30年も!)そうなんです。
どちらもエロミさんとカオリンが出演している、という以外はまったく対象的な2作。
同じ作者とは思えない、ひとつは純粋なアートシネマで、ひとつはコミカルなドラマ。
はかなく繊細な美的イメージと、やんちゃでポップで、でもしっとりとしたドラマ。
どちらも自分らしい。
自分の二面性が如実に出てますね。
二面どころか五面くらいありそうですが。
ゴメンなさい。
その後、打ち上げ兼ねて夏の締めくくりパーティを行ったんですが、その模様はいつもながらお見せできません。
前にも書きましたが、このブログ、完全に携帯で書いてます。
が、携帯が古くて、うまく写メできないので、写真は撮らんのです。
集まった顔ブレは、
内田春菊さんご一家、飴屋法水さんご一家、ツネマツ“フリクション”マサトシさん、赤城“フィルムス”忠治さん、女優さま水島かおりさん、あんじさん(誕生日おめでとう!)、『エヴァ』大月さん(初日おめでとう!)、『ニコニコ動画』川上会長、オブジェ作家・菊地拓史さん、催眠術師アリさん、ポールダンサーNoemiさん、ヴィヴィアン佐藤さん、そしてもちろん岡野玲子ほか、
いつもながらの品よく濃いメンツですわ。
顔が五面もあると、いろんな才人と知り合うもんで。
そんな50人が、何を語るというワケでもなく、ただガヤガヤ交わっているだけなんですが、フシギと眼に見えない何かが生まれてゆく感じがして、
それがちっちゃな歴史なのか、ユニークな未来なのかワカリマセンが、
ワクワクするんです。
憂さ晴らしやストレス発散ではない、サロン風パーティの醍醐味です。
今月は、何が生まれるのかな。

