04/28/2008
KIREI
新潟での岡野玲子トークショーは無事におわりました。
ちょっと意外だったのは、
岡野がパフォーマンスも交えてひとりで2時間しゃべりまくったこと。
こんなのはじめてじゃないかな?
そんなこと滅多にはなく、
雨でも降るんじゃないか
と思っていたら案の定、おわったらドシャ降りになりました。
でも見に来れた方には(話の内容も含めて)貴重な機会になったことでしょう。
ところで。
新潟には15年以上も、毎年必ずでかけるくらいですが、
それでもまだまだ知らないことがたくさんあって、
今回も新たに3つの発見がありました。
まず、
「ガタケット」。
って、なに?
と思うでしょう。
イベントの打ち上げにガタケットの関係者が来ます、
といわれて思わず
「それ、なんですか?」
って聞いちゃいました。
マンガ同人誌界用語で、「にいがたコミックマーケット」の略称。
だそうです。
いわゆる「コミケ」の新潟版ですね。
スミマセン、ぼくは同人誌界はまったく知らなくて、ウトいのです。
実はコミケも一度も行ったことがない。
新潟はマンガ大賞(10年め)があったり、マンガ文化は盛んなんですね。
でも15年もしょっちゅう新潟に顔を出しているのに、いままで接点なかったなあ。
不思議なことに。
ふたつめの発見。
新潟名物「ぽっぽ焼き」。
というのは、お祭りなんかの屋台で売っている駄菓子だがね。
これも初めて食べました。
細長いカステラみたいな。
モチモチしていて、フシギな食感にハマる味。
なんで「ぽっぽ焼き」というのか、誰か知ってますか?
新潟だけにしかなくて、しかも上越にはないらしい。
古町の先に白山神社があって、お参りに寄ったついでに境内で売っていたのを買って、隣接する白山公園を散歩しながら食べました。
園内にいるハトやカラスや池のコイも、これを食べます。
ヒトとハトとカラスとスズメとコイが仲良くぽっぽ焼きを食べている情景は、なんか和やかで好いものです〜。
その3。
東堀通りに見つけた台湾茶芸店。
その名も「キレイ茶芸館」。
台湾の方がやっている、家庭的ですが本格的なお茶の店。
女性店長は台湾に茶畑も持っていて、けっこうな種類の茶葉を安く入れています。
ウチは台湾の茶(いわゆる中国茶ですが)をよく飲むので、こういう店は重宝します。
それにしてもこの店名は・・・
と思っていたら、店長のお名前がズバリ「キレイ(綺綾)」さんでした。
もちろん、キレイな方です。
近所にはぼくの映画を手伝ってくれた、木村さんの秘密基地があります。
「秘密基地」というのは店名で、ヘアサロンです。
ひとりでやっている店長の通称が「木村さん」。
ね、新潟ってオモシロイでしょ。
04/25/2008
NAF
ひさしぶりの更新です。
この間、
忙しかった、
書くほどの出来事がなかった、
書けないオフレコ話ばかりだった、
などなど言い訳できますが、
まあ、その全部です。
今年は、ネットに上げられないタイヘンな企画が目白押しで。
それは、また、おいおい。
さて、
明日から新潟です。
坂口安吾ゆかりの新津美術館で、今回は安吾ではなく、
少女マンガ展が開かれていまして、
題して「少女マンガパワー!」。
http://www.city.niigata.jp/info/naf/
北米巡回していた展覧会ですが、
日本の少女マンガの歴史といいますか、
つまり、
手塚治虫「リボンの騎士」から岡野玲子「陰陽師」まで、
のカラー原画などが並ぶ、なかなか壮観な企画です。
しかも。
珍しく、(とても珍しく!)
岡野玲子が自身のマンガについてのトークショーをします。
というわけで、
岡野とぼくがふたり揃って行くという、
これまたかなり珍しい事態になりました。
ひとりでもとんでもないのが、ふたりですからね。
天変地異が起きなければいいのですが。
残念ながらトークショーはすでに定員いっぱいだそうですが、
展示は5月25日までやっています。
この展覧会は7月には京都(国際マンガミュージアム)、
9月に高知(横山隆一記念マンガ館)でも開かれるようです。
近隣の方は要チェックですね。
04/15/2008
TOCHOU
仕事の合間に時間があると、都庁に行きます。
展望室に上がるのです。
地上45階。
直通エレベーターで50秒。
無料で上がれます。
展望室は北と南にそれぞれあって、
ふだんは比較的静かな南棟に行くのですが、
今日はその南側が休みなので、賑やかな北側に上がりました。
どちらも喫茶コーナーでお茶をしながら、東京が一望できます。
北側は、夜はバーになり、カウンターで夜景を見ながらグラスを傾ける。
といっても決してお洒落じゃない。
週末や休日でなければ、案外空いているんです。
ぼんやり考え事をするには最適な、お気に入りの場所。
なぜか昔から、西新宿が好きでした。
いま自分のオフィスも西新宿のすぐ隣にあるし、
副都心が舞台になった映画を撮ったこともあります。
このあたりを散歩するのも好き。
摩天楼とその下に広がる無機質なオフィス空間。
猥雑な商店街。
外国人観光客のざわめき。
迷路のような地下道。
冷たい無秩序。
都庁の上から眺めれば、東京は瓦礫の荒野。
現代アートのようなコンクリの大草原。
はるか商業ビルから立ち昇る多量の煙。
火事だろうか。
現実感がなく、
まるで別世界から見おろしている感じ。
仕事の疲れもストレスも地上に捨て去って、
身軽に上がる天上のオアシス。
昨晩観ていた『タワーリング・インフェルノ』を思い出しながら。
またここで、映画を撮ろうと想っているのです。
04/11/2008
EXTREME
この1週間は、
日本唯一の個人映画作家養成所であるイメージフォーラム付属映像研究所の開講式に出て、
ビルの1室で30人ほどの受講者と挨拶をし、
日本最大の専門学校である日本工学院専門学校の入学式に出て、
ディズニーランドと同じ面積のキャンパスで2500人の新入生に挨拶をし、
niftyの公募動画イベントで司会をし、
ニコニコ動画の「国際ニコニコ映画祭」で司会をしていました。
絶妙なバランスに見えますが、
両極すぎて、
つまりは「極端」てやつです。
世界のどこでも通用する「手塚治虫の息子」という明快な立場と、
世界のどこにも通用しない「ヴィジュアリスト」という謎の肩書き。
それがぼくなんですね。
今日は映画サークル「フリーハンド」で映画演出の基礎について一席ぶち、
この週末は、
工学院大学朝日カレッジで、もっとも基礎から離れた自分ならではの映画作りの秘訣を教授します。
http://www.acc-web.co.jp
でも、
すべて「映画」なんですね。
日々、こんなにも映画に関われて、
幸せだといわねばなりません。
04/04/2008
1000×2
数年前に『千円ホラー』という、制作費千円ポッキリの、非常識のショートホラーを作りましたが、
またまたやります。
今度は1000×2で二千円。
4月6日に@nifty主催のショートムービーイベント「NeoMrePubric しりあがり寿 with 手塚眞 night」があって、
そこで上映します。
もちろんできたての新作、
というか、
まだ作っているのですけど。
(間に合うかな・・・)
なにしろ二千円ですからね。
それで観客が観ていられるモノを作るワケで。
撮影は先月末に、およそ4時間強で行いました。
経費だけではなく、時間もありません。
でも、
そんな過酷な状況、
なんかもうすっかり慣れました。
およそ30年も過酷な現場やってますから。
イベントは、ぼくがナビゲーダーをやって若い人々のショートムービーを紹介するほか、
題名の通り、しりあがり寿さん監督のムービー(『怪奇ハンバーグ男』ほか)がたっぷり披露されたり、
しりあがりさんプロデュースのバンド(!)が登場したり、
楽しめるハズです。
会場はお台場ZEPP東京の上。
気軽に話しかけられるムードのライブハウス。
ムービーとしりあがりさんとぼくに興味ある方は是非!
http://neom.nifty.com/

