04/21/2016
CRAZY
自分の映画の仕上げ中ですが
またしても
友人の監督の映画に出させていただきました。
高校生の頃からの友人、
増井公二監督の
『ロリさつ』
という作品です。
たいてい
ぼくに出演依頼が来れば
1シーン、
ちょこっと、
というのが多いのですが
今回は
十数ページに渡る台詞が
びっしりあるという…
しかも
想像していた通り
1カットですよ。
ひょえ〜
です。
今回の役は
キレた
というより
イカれた警察関係の
謎の男
という
一見やりがいのありそうな
しかし
増井監督
「もっとメチャクチャにやってくれていいです」
という容赦ない演出。
この前の出演作が
やさしい彼氏で
今回が
イカれた警察、
さらに前が
5月に公開される
『少女椿』の
変態オヤジ
と
役者の振り幅、広すぎです。
04/15/2016
EDIT
ずっと
映画の編集をしています。
編集はたいへんですが
楽しいです。
職業的な監督によっては
自分で編集をしない方もけっこういますが
ぼくは
自分でやるのが好きなんです。
だから
編集のスタッフを使いません。
映画作りのどこが醍醐味かと聞かれれば
編集なのかもしれません。
料理でいえば
編集こそがキッチンの調理で
切ったり煮たり焼いたりする。
買い物 = 撮影
が楽しいということもありますが。
時間を気にしなければ
PCに入った編集ソフトを何時間もいじっています。
集中しすぎて
目眩の発作を起こしました。
休みもせずに5時間くらい
ぶっ続けに作業していたせいです。
頭がフラフラです。
身体が揺れている
と思っていたら
熊本で大地震があったようです。
それでもめげずに
編集を続けます。
編集中毒です。
編集は
ただ映像を繋ぐだけではなく
映画の中の時間と秩序と
テンポとリズムを作り出し
観客をその世界に引き込む
魔法を仕掛けるのです。
編集にも
様々な映像作りのテクニックが潜んでいます。
本当に新しくクリエイティブな作業は
実は編集みたいに地味なところに
あります。